インスタマーケティング

インスタグラムを集客に活用する方法、店舗の事例や宣伝効果は?

02.09.2018|356 Views

インスタグラムを集客に活用する方法、店舗の事例や宣伝効果は?
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インスタグラムが店舗集客におすすめの理由

さて、インスタグラムといえば今やテレビ番組でもよく出てきますし、ネットニュースでも芸能人の投稿が取り上げられたりしている大人気のSNSです。
「インスタ映え」は流行語にもなりましたね。
利用者数も2000万人に迫る勢いで、10代からシニア層にも愛用者がいるそうです。

その特徴といえば、「写真」を通じたコミュニケーションです。
美しい風景、おいしそうな料理、おもしろ写真など、どんどん投稿されていく写真に「いいね」をしたり、コメントをしてコミュニケーションが生まれています。

企業や店舗を経営されている方はこれを集客や宣伝に利用できないか、そう考えている方も多いでしょう。
特に、写真との相性がいい業種では来店集客につながる宣伝効果が出ています。

飲食店の場合は「今度食べに行きます!」といったコメントが入ることもよくありますし、ダイレクトメッセージからメッセージが来ることもあります。

ここで、インスタグラムがおすすめな理由をまとめてみましょう。

①わかりやすさ
これまでのSNS(ツイッターやブログなど)は主に文章を通じたコミュニケーションでした。
そのため、書き手は書く文章に神経を使いますし、読み手も読むために集中力が必要でした。
上手くいけば拡散してバズが起こりますが、言葉を間違えると炎上もしてしまいます。
そのためアカウント運用の難易度も高くなっていました。

それに対して、インスタグラムでは写真を見るだけで好きか嫌いか判断できます。
そのため見る人は短時間に多くの写真を見て、気になるものだけを深く見ていくことができます。
投稿する人も、長い説明文を描く必要がないため、より手軽に投稿できます

この簡単さとわかりやすさがインスタグラムが流行った理由と言えるでしょう。

②位置情報付きの投稿ができる

投稿時に位置情報を付けて投稿する機能があります。
これは店舗にとって大きなメリットではないでしょうか。
来店された方が店舗の位置情報付きで投稿すると、それを検索で見つけてもらうことも可能なのです。
(フェイスブックであらかじめ店舗のスポット登録をしておくとインスタグラムの位置情報の候補に店舗が出てきます。)

例えば、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で検索するとこんな感じです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで検索した結果

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで検索した結果
https://www.instagram.com/explore/locations/9539/universal-studios-japan-usj/

他に、「大阪駅」で検索すると、位置情報検索の候補も表示されます。

大阪駅で検索した結果
(位置情報にはスポットマークが付いています。)

このようにして、位置情報もつけることで来店を促すことができます。


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③ハッシュタグ検索がある

インスタグラムでは、「ハッシュタグ」が独自の進化をしています。
例えば、「#おしゃれさんと繋がりたい」「#カメラ好きな人と繋がりたい」「#親バカ部」など、タグを一つのコミュニティとして活用する方法が根付いています。

美容室であれば「#ミディアムヘア」「#ミディアムボブ」、ネイルサロンであれば「#ピンクネイル」「#ジェルネイル」など、カタログのように使われます。
ここから店舗のアカウントを見に来てもらうことができます。
ハッシュタグは1投稿につき30個まで入れられますので、これを最大限活用すると、多くの人に見てもらえるチャンスが広がります。

「#おしゃれさんと繋がりたい」で検索した結果


https://www.instagram.com/explore/tags/おしゃれさんと繋がりたい/

④アクティブなユーザーが多い
インスタグラムの写真の多くは外で撮られたものが多いです。
旅行先やおしゃれなカフェなど、出かけた時に投稿するため、普段から出かける事が多いアクティブなユーザーが多いのが特徴です。
そのため、イベントやキャンペーンなどと合わせてプロモーションを行うと宣伝や来店の効果が期待できます。

⑤ウェブへの誘導が可能
写真だけでは伝えられない情報をホームページに誘導して伝えることができます。
プロフィール情報にURLが設定できます
投稿の際に説明文の中で「詳しくはプロフィールのURLをご覧ください。」と書くことで興味を持った方が見に来てくれます。

⑥ダイレクトメッセージ
インスタグラムでは、ユーザー同士のメッセージのやり取りも多く行われます。
一般ユーザー間では、写真に関する質問だったり、共感のメッセージ、いいねやフォローのお礼などで使われます。
店舗の場合は、サービスの詳細についての質問が来ることもあります。
このように、見込み客とダイレクトにつながることができるのもビジネス利用のメリットではないでしょうか。

⑦キャンペーンなどの告知にも利用が可能
フォロワーが増えてくると、投稿時に見てもらえる対象がどんどん増えてきます。
単純に、1000フォロワーになると、1000人のアカウントのタイムラインに表示ができます。
これを活かして、キャンペーンの告知に利用していくことも可能です。
ただし、宣伝の投稿ばかりになると、フォロワーが減ることもありますので注意しましょう

このように、インスタグラムを店舗の集客に活用すると、多くのメリットがあります。


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店舗集客活用の事例

ではまず、どのくらいのお店がビジネス活用しているか見てみましょう。
例えば、「#大阪ネイルサロン」で検索してみましょう。
投稿数は84,000件を超えています。

大阪ネイルサロンで検索した結果

大阪ネイルサロンで検索した結果
https://www.instagram.com/explore/tags/大阪ネイルサロン/

このタグでの投稿はほとんどがお店のアカウントからの投稿です。
大阪でネイルサロンを探している人にもわかりやすいハッシュタグなので、ここから気に入ったデザインのネイルを探してお店を知る流れができています。
定期的に投稿を続けることで宣伝効果が期待できます。

美容室ではどうでしょうか。
少しエリアを狭めて、大阪の梅田の「#梅田美容室」で検索してみましょう。
投稿数が44,000件を超えています。

梅田美容室で検索した結果

梅田美容室で検索した結果
https://www.instagram.com/explore/tags/梅田美容室/

こちらも非常に多くの投稿があります。
店舗からの投稿も多いですが、スタイリストさんが個人のアカウントで投稿してお店の予約に誘導しているケースもあります。
個人の指名を獲得する手段としても利用されているようですね。

このように、すでに多くの投稿があり、店舗の宣伝手法の一つとして確立していることがうかがえます。


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店舗アカウントを準備しよう

まずはアカウント作成のコツです。

プロフィールの書き方
インスタグラムでは、アカウントのプロフィール文を150文字まで記載することができます。
写真から興味を持ってもらったユーザーにアピールするためには重要な文章になります。

店舗の場合は、「住所や最寄り駅、定休日」は必ず記載したいポイントです。
あとはお店の「特徴やこだわり」について、「問合せや予約の方法」についてを記載しましょう。

ネイリストやスタイリストさんが個人のアカウントで作られる場合は、「年齢や趣味など」個人の自己紹介を記載すると親しみや共感性を生みやすくなります。

そして、「ご予約はこちら」「詳しくはこちら」などを最後に書いてホームページURLを登録するとウェブページに誘導できます。

投稿のコツ
写真の投稿のコツをご紹介します。

まず「加工フィルター」の機能についてです。
インスタグラムにはスマホで撮った写真の雰囲気を変えるフィルター機能があります。
手軽におしゃれな雰囲気を作ることができますが、色の雰囲気も変わってしまいます。

写真フィルターの例
(写真フィルターの例)

美容室やネイルサロン、飲食店などは特に色の表現が重要になってくると思いますので、フィルターは使わずにノーマルな写真を投稿するのがいいでしょう

また、1分までの動画も投稿することができます。
動画はより多くの情報を伝えられますので、店舗の雰囲気を伝えるのにも向いています。
10秒程度の短いものでも投稿していくとアカウントの盛り上がりに繋がってきます。

キャプション(説明文)
写真投稿の際に写真の説明文としてキャプションを書くことができます。
ここには2200文字とかなりの文字数を書くことができます。
ハッシュタグもここに記載します。(30個まで)

キャプションの例
(キャプションの記載例)

アットマーク「@」を付けてユーザー名を付けると、「メンション」といって、インスタグラム内のアカウントへのリンクにすることができます。
リポストをするときにも使われますが、自分のアカウント名を入れておくと、プロフィールを見てもらえる回数が増えるため効果的です。

店舗の場合ですと、写真のサービスの内容や料金、お客様の感想などを記載し、関連するハッシュタグと自分アカウントへのメンションも入れるといいでしょう。

ハッシュタグの付け方
ハッシュタグをつけると、そのワードで検索した人に見つけてもらえるようになります。
ハッシュタグの付け方はその写真に合ったもの見てほしい人がよく使うハッシュタグをつけましょう。
あとはお店独自のタグを入れると覚えてもらいやすくなります。

例えば、梅田の美容室の場合
【場所のタグ】
#美容室茶屋町
#美容室心斎橋
#hairsalonosaka
#osaka
#Japan
#梅田美容室
#心斎橋
#なんば
#梅田

【カット、カラーの種類】
#スモーキーアッシュ
#スモーキーグレー
#ダブルカラー
#イルミナカラー
#throwカラー

【ジャンル】
#ヘアカラー
#ヘアスタイル
#美容師

【属性に合った流行のタグ】
#おしゃれ女子
#インフルエンサー
#おしゃれさんと繋がりたい

といった感じです。
同業種でフォロワーが集まっているアカウントを参考にするのがおすすめです。

 

フォロワーが増えない理由

さて、ここまで店舗での活用方法をご紹介してきましたが、これらを実践してもフォロワーがなかなか増えずに苦戦している店舗様からのご相談もよくいただきます。

その理由は、インスタグラムには拡散の機能がないためです。
外部のアプリを使用するとリポストができますが、ひと手間かかるためそれほど広く利用されてはいません。

また、ハッシュタグ検索についても、投稿数の多いビッグタグは新着での投稿もどんどん入ってくるため、すぐに下の方に埋もれてしまう特徴があります。
そのため、投稿の頻度を増やす必要があり、業務に支障が出る、時間がない、という状況にもなります。

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