インスタグラム広告の費用と課金方法、効果はどのくらい?
03.30.2021|834 Views
「広告出稿にはお金がかかる」イメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、Instagram広告は最低100円からスタートできます。
広告配信も予算内で設定ができるので、低予算でも運用が可能です。
この記事では、Instagram広告の費用や課金方法、そして気になる効果や効果を上げるためのポイントについて詳しく解説していきます!
Instagram広告費用は予算に合わせて設定できる
Instagram広告の費用は、固定の決まった金額ではなく予算や配信期間などを自由に設定することができます。
100円から設定が可能であり、予算に合わせて金額の設定が可能です。
低予算から運用ができるので、いきなり高額な費用がかかることはありません。
また、配信期間も自由に設定が可能なので、短期間だけ集中して広告を出したい時にも活用ができます。
Instagram広告の課金方法は4つ
インスタグラム広告の課金方法は、次の4つです。
- CPM(Cost per Mille)
- CPC(Cost Per Click)
- CPI(Cost per Install)
- CPV(動画広告)
それぞれの課金方法について詳しく見ていきましょう!
①CPM(Cost per Mille)
CPMとは、インプレッションの数に応じて料金が発生する方法です。
インプレッションとは、ページが表示された回数のことであり、より多くの人に広告を見てもらい認知度アップを目的に広告配信する場合に向いています。
1リーチあたり0.5〜1円が目安です。
②CPC(Cost Per Click)
CPCとは、広告がクリックされた回数に応じて料金がかかる仕組みです。
広告をクリックしてもらい、自社サイトやダウンロードページ、商品購入ページへの誘導をしたいときに向いています。
1クリック40〜100円が目安です。
③CPI(Cost per Install)
CPIとは、アプリがインストールされるたびに料金が発生する方法です。
アプリのインストールを目的としたキャンペーンやサービスに向いています。
1インストール100〜150円が目安です。
④CPV(動画広告)
CPVは、動画の再生時間に応じて料金が発生する方法です。
動画の再生時間が合計10秒以上、またはほとんど再生された場合に広告費が発生する仕組みになっています。
動画広告に関しては、CPV以外にインプレッション数のCPVの方法で出稿することも可能です。
より多くの人にリーチさせて認知度を上げたい場合は、CPVで出稿すると良いでしょう。
1再生4〜7円が目安です。
広告予算の設定はどれくらいが適切?
Instagram広告を運用するときは、1ヶ月10万円前後の予算で配信するのが適切です。
初めて広告出稿をする場合は、どの課金方法が効果的なのかをPDCAを回しながら運用していくことが必要になります。
1ヶ月10万円の予算があれば、それぞれの課金方法で配信をして結果を見ながら最適な方法を調整することが可能です。
一つの課金方法だけでなく、少ない予算で試験的に運用していきましょう。
ここでは、認知ドアップを目的に出稿する場合とコンバージョン獲得を目的にする場合の予算について見ていきましょう!
認知を目的にする場合
認知の獲得を目的に配信する場合は、より多くのユーザーにリーチすることが求められます。
そのため、効果を実感するためには、ある程度まとまった金額の予算が必要です。
1月あたり数十万〜数百万円が目安となりますが、低予算で運用する場合はターゲティングをしっかり行うことがポイントになります。
コンバージョン獲得を目的にする場合
自社サイトへの誘導やアプリのインストールなどコンバージョンの獲得を目的にする場合、単価を決めて配信することで低予算でも効果を出すことができます。
ただし、予算が多ければ多いほど広告の露出も増えるので、より多くのCVに繋がり、広告効果を実感しやすいです。
1日500円で広告配信した場合は?
1日500円で広告配信する場合、1ヶ月(30日)で15万円ほどの予算になります。
15万円の予算があれば、反応に合わせて調整しながら広告運用することが可能です。
広告出稿の課金方法によって費用が変わってくるので、それぞれの場合を見てきましょう。
CPM(インプレッション数によって課金)
CPMは、広告の表示回数に応じて費用が発生するものです。
クリックされても費用は発生せず、あくまで「何回表示されたか」がポイントになります。
1リーチあたり0.5〜1円が相場なので、1日500円の場合、最低1,000リーチほどが見込めるでしょう。
CPC(クリックされると課金)
クリックされたときに費用が発生する方法ですが、1クリックあたり40〜100円が相場になります。
1日500円で配信した場合、最大5クリックの計算になります。
ただし、表示されるだけなら費用はかからないので、あくまでクリックを目的とした広告にしか使用できません。
CPI(ダウンロードされると課金)
CPIはアプリなどがダウンロードされたときに課金される方法です。
相場は、1ダウンロード100〜150円ほどなので、1日500円の予算では5ダウンロードの計算になります。
CPV(動画が再生されると課金)
CPVは動画が再生されると課金される方法で、1再生4〜7円が相場になります。
1日500円の広告予算であれば、120再生〜ほどが目安となるでしょう。
1日だけでは効果は見込めない
1日500円だけ出稿しようと考えている方もいるかもしれませんが、1日だけで効果を出すことは難しいでしょう。
効果を出すためにはある程度の期間と表示回数が必要になります。
期間や効果的な広告出稿の手法などは、弊社にご相談ください。
広告効果を最大化するインスタ広告の種類は?
Instagram広告には4つの広告の種類があります。
定番は写真広告ですが、動画広告やカルーセル広告、ストーリー広告など、サービス内容やターゲットに合わせた広告を選んで配信が可能です。
広告の種類によっても効果は変わってくるので、費用対効果を見ながら運用していくことが大切になります。
広告の種類や出稿方法を詳しく見る
Instagram広告の効果はどれくらい?
インスタグラムは若いユーザーや利用者が多いとは言え、広告の効果は一番気になるところですよね。
ここでは、実際に広告配信をした事例と広告効果を上げるためのコツについて、解説していきます。
【実例】飲食店で広告配信した事例
新規オープンする飲食店の認知アップを目的に、プロモーション広告を配信しました。
具体的な広告設定や情報は、下記をご覧ください。
【情報】
- クライアント:飲食店
- 広告の種類:リーチ
- 費用合計:5,000円
- 配信日数:3日間
- 配信先:instagramストーリーズ
- 配信結果 リーチ数:130,397
広告費用は5,000円ですが、インプレッションは13万回を超えていました。
実際にオープンしたときは行列ができるほどの大盛況となる結果になり、費用対効果としてはかなり良い結果となっています。
適切な広告の種類の選択、配信先を選んだことにより、広告効果を最大することができたと言えるでしょう。
Instagram広告の効果をアップさせるためのコツは、下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
インスタ広告の効果を測定する方法
Instagram広告の運用で必要になるのが、効果測定です。
どの広告がどれくらいの効果があるのか、など効果測定を行い、PDCAを回して運用していくことが必要になります。
効果測定は、インスタグラムの公式ツールであるインサイトでも分析できますが、効果測定に便利なツールもあるので利用するのも方法の一つです。
Instagram広告は効果測定とPDCAを回すことが重要
Instagram広告は予算に合わせて配信することができるので、低予算からでも気軽に始められます。
広告効果を最大にするためには、費用だけでなく、広告の周囲や配信先などPDCAを回しながら運用していることが大切です。
Instagram広告の費用対効果を最大化したいなら、インスタ広告運用の代理店に任せることも選択肢の一つですよ!
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