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Instagramのアルゴリズム攻略【その②】「親密度」について

05.27.2022|1537 Views

Instagramのアルゴリズム攻略【その②】「親密度」について
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・Instagramを始めたが、どんな投稿がユーザーに響いているか分からない

・運用するにあたりどの数値を参考にPDCAを回せはいいか分からない

などなど、現在Instagramを運用している担当者の方も、新しくInstagramの運用をスタートする担当者の方も上記のようなお悩みをお持ちの方は多いのではないかと思います。

今回の記事ではそんなお悩みを解決するお役に立てる、我々CHOKOKUが考えるInstagramアルゴリズム攻略に必要な『親密度』を意識したアカウント運用について解説していきます。

企業の公式アカウントの運用支援を行なっている私達が日々どのような指標を重要視しながらPDCAを回しているのか、ぜひ参考にしてみてください。


・Instagramにおける重要施策のひとつは、ユーザーとのコミュニケーション活発化

前回もお話したとおり、ユーザーオリエンテッドを意識したInstagramのアルゴリズム攻略のために重要な指標は3つあります。
①関心度(ターゲット層の関心にあったコンテンツであるか)

②親密度(アカウントと利用者がどのくらい親密であるか)

③鮮度(最近の投稿であるか)

前回は①関心度について、ユーザーにとってメリットのある投稿コンテンツを意識して発信することの重要性について解説しました。今回は、同じくアルゴリズム攻略に欠かせない②の親密度についてお伝えしていきます。
①関心度についての記事はこちらをチェック

「親密度」とは、アカウントとユーザーの繋がりの深さを示す指標で、アカウント運営側とユーザーとのやりとりの頻度や深さによって判断されます。注意したいのは、たとえば単純な「いいね!」数での評価とは異なり、あくまでも「やりとり」が重視される点で、アカウントとユーザーの双方向からアクションを起こすことが評価ポイントとなります。

そのため、Instagram上の動向はつぶさに観察しながら、アカウントに対してアクションを起こしてくれたユーザーにはきちんとリアクションを返すといった、こちら(運営側)からの積極的なコミュニケーションがカギとなります。

CHOKOKUが運営をさせていただく企業アカウントでも、とあるユーザーからアカウントに関するハッシュタグ付きの投稿があった場合には、その投稿に対してお礼の「いいね!」を付けるなどの対応を行っています。ユーザーに対するこうしたリアクションの一つ一つが、Instagram上では「親密度」として評価・反映されているというわけです。また、アカウントの投稿に対してコメントが付いたり、DMで質問が来たりした場合にも、決してスルーをせずに、きちんと返信をするというのも「親密度」を上げるための基本的な対策といえるでしょう。

上記のように、ユーザーからのアクションに反応することは「親密度」を上げるために必要な施策ですが、ユーザーがアクションを起こしやすくなるよう、投稿内容を分析し、ブラッシュアップすることも、コミュニケーションを促進させる有効な手段だといえます。

投稿コンテンツを考える際に、ついコメントしたくなるような内容や、気軽にコメントできる雰囲気づくりを意識しておくのはもちろん、「ストーリーズ」のアンケート機能を活用してフォロワーからの回答が期待できるアンケートをコンテンツ化する、といった方法などもあります。

・フォロワーの増加ではなく、「ファン」の増加を意識する

ユーザーに対して直接的に働きかけて「親密度」を上げる方法は、開設直後のアカウントを成長させる手段としても有効です。まだまだフォロワー数が少なく、投稿コンテンツを閲覧するユーザーが少ない状況の場合、投稿内容やアカウントに興味がありそうなユーザーをハッシュタグで探し、そのユーザーの投稿に対して「いいね!」をすることで、こちらの存在に気づいてもらい、投稿に誘導することができるからです。さらにその内容を気に入ってもらえれば、フォローも期待できます。

ここでのポイントは、フォロワー数を増やしたいフェーズであっても、こちらからのファーストアクションは、ユーザー投稿に対する「いいね!」付けを基本とし、フォローバックを期待してのユーザーフォローは行わない、という点です。安易な相互フォローは、「フォロワー数の増加」自体が目的となってしまうことが多く、コミュニケーションがその場で完結してしまい、後々の活発かつ深いコミュニケーションに発展しにくいことが多く、効率的ではないためです。

Instagramにおけるアカウントの重要指標は、あくまでユーザーとの「エンゲージメント」を起因としたものであると我々は考えています。

一時的にフォロワー数を増やしても、コミュニケーションの希薄なフォロワーが多く含まれていた場合にはアカウントのバリューにはなりません。目的は「フォロワーの増加」ではなく、「ファンの増加」であると考え、ユーザーにはあくまでアカウントのテーマや、投稿内容をしっかりと気に入ってもらう、共感を持ってもらうことが最優先なのです。

・アカウント成長に向けて、3つの指標の最適な循環を目指す

今回は、Instagramのアルゴリズム攻略に重要な「親密度」についてお話ししました。前回の「関心度」と合わせ、2回にわたってInstagramのアルゴリズムの基本を解説しましたが、その内容からお分かりの通り、「親密度」に向けた施策、すなわちフォロワーを反応させる投稿には、その内容がターゲットに即したものであることが必要不可欠で、それは「関心度」にも密接に関わるものです。

つまり、ターゲットの「関心度」が高い投稿を心がけてターゲットのアクションを促し、アクションに対してはしっかりと反応を返すことで「親密度」を上げる……そのプロセスを「鮮度」をもった投稿で継続して繰り返していくことが、Instagramのアルゴリズムに適した循環を生み、アカウントやブランドへの深い理解を持つフォロワーを増やします。それこそが質の高いアカウントを育てていくための秘訣なのです。

今後は、こうしたアルゴリズム攻略とアカウント成長の過程を、より具体的な事例を用いながら、詳細なテクニックなども交えてお伝えしていく予定です。ぜひご期待ください。

①関心度についての記事はこちらをチェック

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