インスタアカウントで活用したいUCGとは?企業アカウントがユーザーを巻き込むポイント
03.26.2021|426 Views
インスタグラムを運用していると「UGC」という言葉を耳にすることもあるでしょう。
「UGC」とは、ユーザーが作成したコンテンツのことを指します。
UCGを活用することで、クオリティの高いコンテンツを拡大することもできるため、導入している企業も増えています。
今回は、インスタアカウントを運用する上でメリットの多いUGCの活用方法や事例などを交えて解説してきます。
「UCG」(User Generated Contents)とは?
UGCとは、User Generated Contentsの略であり、ユーザーが作ったコンテンツのことを指します。
他の投稿者が作成したコンテンツには、クチコミやレビューなどの文章も含まれており、クオリティの高い投稿も多いです。
他の投稿者が作成したコンテンツを自分のアカウントで「コンテンツの一つ」として紹介することで、アカウント作りに活用することができます。
インスタの企業アカウントがUGCを活用するメリット
インスタグラムを運用している企業アカウントも増えていますが、自社コンテンツだけでなくUGC投稿を活用することで様々なメリットがあります。
ここでは、企業アカウントがUGCを活用するメリットについて見ていきましょう。
インスタグラムのコンテンツ制作のコストが削減できる
インスタグラムのアカウントを育てていくためには、魅力的なコンテンツを継続的に投稿する必要があります。
アカウント担当者の悩みとして、「投稿のネタがない」「何を投稿すれば良いのか分からない」などの声も多いです。
コンテンツ制作が負担となっているケースも多いですが、UGCを活用することで、自身で制作するコストや時間を削減することができます。
投稿の半分をUGC投稿に活用すれば、コンテンツ制作担当者の負担を軽減し、アカウント運用がスムーズになるでしょう。
高いクオリティの写真や投稿を維持できる
インスタグラムを利用しているユーザーの中には、魅力的なクリエイティブを投稿したり、クオリティの高い画像を投稿している人も多いです。
クリエイティブ作成のノウハウがなくても、ユーザーの投稿を活用することでクオリティの高い写真や投稿を維持することができます。
広告臭がなく親しみを持ってもらいやすい
宣伝が多くなってしまうと敬遠されてしまいがちな企業アカウントですが、UGCを活用することで広告臭がなく親しみを持ってもらいやすいメリットがあります。
他のユーザーが自社製品やサービスを投稿した内容を活用することで、宣伝臭がなくユーザーにも受け入れてもらいやすいでしょう。
UGCを活用することでユーザーにもメリットがある
UGCを活用することで、企業アカウントの運用がスムーズになるメリットもありますが、実はユーザー側にもメリットがあるのです。
ここでは、ユーザー側のメリットについて見ていきましょう。
情報取集の手間が省ける
インスタグラム内では基本的にハッシュタグのキーワードから投稿を見つけることが多いです。
ハッシュタグ経由が多いですが、自分から情報を探しにいくのは難しいのが現状です。
UGCを活用した投稿を増やすことで、自分が求める情報が一つにまとまっているので、ユーザーにとっても利便性が向上するでしょう。
自分も掲載してもらえるかもという期待が生まれる
UGCを活用したインスタグラムのアカウントを育てることで、アカウント自体が有名になったときに、アカウントに投稿が紹介されることがユーザーのステータスになります。
「自分も投稿してもらえるかも」という期待が生まれるだけでなく、「私も投稿してもらいたい」と思うユーザーを増やすことで、興味や話題性も増える良いサイクルを生み出すことにもつながります。
自分の知らないインスタグラマーを発見できる
UGCを活用した投稿を増やすことで、様々なインスタグラマーの投稿が集まります。
インスタグラムはTwitterなどのように拡散機能がないため、自分で調べない限り、興味のあるインスタグラマーを見つけることができません。
UGCの投稿がまとまっていると、自分の知らないインスタグラマーを発掘できるきっかけにもなるため、ユーザーにとって情報源にもなります。
企業アカウントがUGCを活用する方法
他人の投稿を活用するUGCは、投稿までにステップがあります。
勝手に投稿することはできないため、必ず投稿者の許可をもらって掲載することが必要です。
大まか流れは、下記の通りです。
①インスタグラムの投稿を見つける
②投稿者の許可をもらう
③リポストで引用投稿を作る
④投稿キャプションには紹介文を含める
UGC投稿したいインスタグラムの投稿を見つける
まずは、自身のアカウントで投稿したいインスタグラムの投稿を見つけましょう。
見つけ方としては、自社サービスやアカウントの世界観に近いハッシュタグを検索すると見つけやすいです。
もしくは、自社ブランドのオリジナルハッシュタグや商品名、サービス名のハッシュタグがついた投稿から探す方法もあります。
また、お店の紹介をするのであれば、位置情報がついた投稿など探すと投稿を見つけやすいでしょう。
投稿者の許可をもらう
自社のアカウントで投稿を紹介する場合は、投稿者の許可をもらうことが必要です。
ユーザーにDMを送り、投稿許可をもらいましょう。
著作権や肖像権、プライバシーを侵害しないように配慮して投稿することが大切です。
リポストで引用投稿を作る
投稿の許可をもらったら、自社アカウントで投稿を作成します。
インスタグラムにはTwitterのような引用機能がないため、リポスト機能を活用しましょう。
リポストアプリを活用すると他人の投稿を簡単に投稿として活用することができます。
リポストした投稿は、勝手に画僧を編集したり本文を変更したりしないようにしましょう。
▼インスタグラムのリポストについてはコチラ
インスタグラムのリポストでシェアするやり方を解説!リポストの注意点や企業の活用事例も紹介
投稿キャプションには紹介文を含める
投稿のキャプションには、下記の情報を含めます。
- 引用元情報(メンション)
- 投稿文の引用
- 感謝のコメント
- リポストハッシュタグ
リポストの際は、投稿文の引用やメンション、感謝のコメントなどを記載しておきましょう。
リポストであることを表す「#repost」などのハッシュタグを明記しておくと、リポストであることが分かりやすいです。
企業アカウントがUGCを集める方法
企業アカウントでUGCを集める方法としては、自社のブランドハッシュタグやサービスのハッシュタグを活用する方法があります。
ここでは、企業アカウントがUGCを集める方法についてご紹介します。
ブランドハッシュタグを作成する
自社のブランドハッシュタグを作成し、ユーザーの投稿にハッシュタグを使ってもらうことでUCG投稿を集める方法です。
キャンペーンの参加方法として、指定のブランドハッシュタグをつけて投稿することを条件にすれば、UCGを集めることができます。
集まったUCG投稿の中から良いコンテンツをピックアップしてリポストすることで、良質なコンテンツを作ることが可能です。
文章内でリポストのキャンペーン告知を追加する
キャンペーンの投稿文章内に「リポスト希望の方は指定のハッシュタグをつけて投稿してください」などの告知を追加する方法もあります。
リポスト希望のUCG投稿から自社のアカウントでリポストできる投稿を選ぶことで、コンテンツを充実させることができます。
リポスト希望のハッシュタグがついた投稿でも、リポストの連絡やお礼はマナーとして忘れずに。
UGCを活用したインスタグラムの活用事例
ここでは、実際にUCGを活用したインスタグラムのアカウントの事例をご紹介します。
jimny_jyoshi
この投稿をInstagramで見る
こちらのアカウントはジムニー好きが集う場所として、ジムニー女子の投稿をリポストしています。
リポストタグが設定されており、タグによってリポストを集めていることがわかります。
これぞパンです
この投稿をInstagramで見る
引用元:これぞパンです
高級食パンのお店では、お客さんが投稿した投稿をリポストしています。
ユーザーコミュニケーションだけでなく、リアルな感想などが見れるので、ユーザーにとっても参考になる投稿です。
インスタのUCGはうまく活用する
今回は、インスタのUCG投稿の活用方法についてご紹介しました。
インスタの運用には継続的な投稿などが必要になりますが、コンテンツ制作に時間もコストも割けないという企業も少なくありません。
ユーザーが投稿するUCGをうまく活用することで、クオリティの高いコンテンツを充実させることができます。
インスタの運用やコンテンツ制作には、UCGをうまく活用していきましょう。
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