インスタグラム広告のコンバージョン率は?CV率を上げる施策と考え方
02.14.2022|1082 Views
インスタグラム広告を運用する中で「コンバージョン率が上がらない」「コンバージョンが測定できない」などのお悩みをお持ちの方もいるでしょう。インスタグラム広告はターゲティングの設定や精度の高さから多くの企業が採用しています。
コンバージョン率を上げるためには、ターゲットの設定やCTAボタンを設置する必要があります。この記事では、インスタグラム広告のおけるコンバージョンの意味や平均コンバージョン率、コンバージョンを上げるための方法についてご紹介します。
インスタグラムにおけるコンバージョンとは?
「コンバージョン」とは、Webマーケティングで使われる言葉で「成果」という意味です。成果は広告出稿する目的によって異なります。
商品の購入を目的とした広告出稿であれば、「商品の購入」がコンバージョンになります。または、問い合わせや会員登録など目的に合わせてコンバージョンが変わります。広告を見たユーザーの行動のゴールをコンバージョンとして配信するケースも多いです。
インスタグラム広告のコンバージョン率とクリック率
インスタグラム広告におけるコンバージョン率とクリック率については、業界ごとに違いがあります。ここでは、インスタグラム広告における平均コンバージョン率と平均クリック率について見てきましょう。
平均コンバージョン率
インスタグラム広告における平均コンバージョン率は、9.21%と非常に高いコンバージョン率となっています。特にコンバージョン率が高い業界は、教育やフィットネス、不動産です。
画像引用元:wordstream Facebook広告データ
コンバージョン率が低い業界については、潜在層が少なくアプローチの方法を見直す必要があるでしょう。
平均クリック率
インスタ広告の全体の平均クリック率は0.90%ですが、業界によっては1%前後となっているものもあります。特にクリック率が高い業界は、衣服などのアパレル系、美容、小売、フィットネスです。
画像引用元:wordstream Facebook広告データ
インスタグラム広告のコンバージョン率を上げるためには?
インスタグラム広告は出稿すればコンバージョンが獲得できるわけではありません。コンバージョンを獲得するための施策に取り組む必要があります。
ここでは、インスタグラム広告のコンバージョン率を上げるための施策を3つご紹介します。
①ターゲットを設定する
どれだけクリエイティブが素晴らしいものであっても適切なユーザーにリーチできていなければ、コンバージョンは獲得できません。まずは、サービスや商品を利用してもらいたいターゲットを明確にすることが大切です。ターゲットが設定できたら、ターゲットに合わせたクリエイティブを作成しましょう。
②CTAボタンを設置する
CTAボタンとは、広告に表示される「詳しく見る」などの行動を促すボタンのことです。Facebook広告の出稿の際にCTAボタンを設定できるので、適切なものを選びましょう。
購入を促したいのであれば「購入する」、予約を促したいのであれば「予約する」など、ユーザーの行動に合わせて選ぶことができます。
③配信時間を絞って配信する
インスタグラム広告では時間を指定して広告配信することができます。通常の広告配信では全時間帯にわたって広告が配信されてしまい、アクティブユーザーが少ないタイミングでも消化されてしまいます。
スケジュール機能を活用すれば、自社の指定した時間帯で配信できるため、効率よくターゲットに配信することが可能です。たとえば、アクティブユーザーが多くなる21時以降は競合の広告表示も増えるため、埋もれてしまう可能性があります。競合が少ない時間帯に設定することで、広告配信の効果を最大化できるでしょう。
インスタグラム広告のコンバージョン率を測定する方法
インスタグラム広告のコンバージョン率は、自社のマーケティング施策を考える上でも大切な情報になります。ここでは、インスタグラム広告のコンバージョン率を測定する方法について見ていきましょう。
フィエスブックマネージャーから広告出稿する
インスタグラム広告をコンバージョン測定する場合は、Facebookの広告マネージャーから設定が必要です。Facebookの広告マネージャーの利用には、インスタグラムアカウントとFacebookページの連携が必要です。
インスタグラムアカウントとFacebookページの連携については、下記の記事内で詳しく解説しています。
インスタグラムのビジネスアカウントとFacebookの連携方法
Facebookの広告マネージャーを立ち上げ、カスタムコンバージョンを設定します。コンバージョンポイントを設定したいURLを追加して設定します。
アプリ広告では詳細なコンバージョン設定ができない
インスタグラム広告はインスタグラムアプリからも出稿できますが、アプリ内で出稿した広告にはコンバージョン設定ができません。遷移先のURLを設定することは可能ですが、コンバージョンポイントを計測できないため注意が必要です。
小ンバージョンポイントの測定をしたい場合は、Facebookの広告マネージャーから出稿設定をしてください。
インスタ広告の運用は代理店に任せる方法もあり
インスタグラム広告はアプリ内からも出稿できるため、手軽に広告出稿ができます。しかし、Facebook広告は、Facebookの広告マネージャーの設定が必要になるため、少し複雑に感じる方も多いでしょう。
インスタグラム広告を効率良く配信するのであれば、インスタ広告の代理店に運用を任せることも方法の一つです。広告代理店に依頼することで、広告の分析など難しい部分を任せることが可能です。自社で広告配信が難しいと感じたら、代理店に依頼してみましょう。
自社のマーケティング施策のためにもコンバージョン測定を実施しよう
今回は、インスタグラム広告のコンバージョンの基本知識からコンバージョン率を上げる方法について解説しました。インスタグラム広告はコンバージョン率も高く、広告の効果も期待できるでしょう。
配信するだけではなくコンバージョン率の計測や分析などを行うことで、自社のマーケティングの強化にもつながります。広告の費用対効果を高めるためにもコンバージョン測定を行いましょう。
弊社では、企業向けのインスタグラムの運用やサポートなどSNSマーケティングのサポート事業を行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。